経費の入力をする
「経費の合計」をクリックします
各項目の説明
申告時によく記入するものを解説していきます。
◆外注工賃:
衣装を作ってもらったり、ダンス用に音楽を作ってもらいお金を払ったらそれは外注工賃費です。自分の仕事の為に他人にお金払って手伝ってもらったら外注工賃費に記入します。
◆減価償却費:
仕事で使う10万円以上のものを買った場合は、経費にできるのでこちらに記入します。
◆地代家賃:
自宅を仕事場として使ってる場合は、その使っている状況に応じて家賃も経費として記入できます。
家に3部屋あってその内1部屋が仕事場なら家賃の1/3を記入できます。
ちなみに家賃経費の上限は半分くらいが目安です。
◆租税公課:
公的な支払いをした場合などで使ったお金はこちらに記入します。例えば収入印紙代などです。
◆荷造運賃:
商品などの荷造りに使ったお金はこちらに記入します。例えば小包料金、運送代、ガムテープや段ボール、プチプチの購入費などです。
◆水道光熱費:
仕事場で使っている水道代や電気代なども経費にできるのでこちらに記入します。
自宅と仕事場が同じ場合は、使用している割合に応じて記入します。
例えばパソコンは仕事、テレビは私用で使っていてひと月の電気代が3000円なら、半分の1500円を経費として記入します。
実際はこれほど単純ではないので状況を判断して記入します。しかし私用と仕事を兼ねてるものは計算が難しいのである程度ざっくりでも大丈夫です。
ただし嘘はダメです。税務署員さんに説明したら納得してもらえる割合にしましょう。
◆旅費交通費:
仕事場までのかかった交通費を記入します。
電車代などはSUICAやPASUMOの履歴印字や券売機で出した領収書、バイクや車はガソリンの領収書、それら一年分の総額を記入しましょう。
交通費はギャラが発生しなくても仕事に関わるものならかまいません。打ち合わせでも交通費になります。
◆通信費:
電話代やインターネット代、郵便代などでかかったお金を通信費に記入します。
私用を兼ねてる場合は細かい計算は難しいので『月の半分くらい使ってる』という感じで割合をだしても大丈夫です。
◆広告宣伝費:
フライヤーを作ったときや広告の依頼をした時のお金など、仕事に関連した広告や宣伝にかかったお金を記入します。
ちなみに宣伝するためにかかった電車代は交通費なので間違えずに。
◆接待交際費:
仕事関係者を接待した時にかかったお金や打ち合わせ時にかかったお金など。他には付き合いの出費などはここに記入します。
◆消耗品費:
仕事で使う消耗品にかかったお金です。
文字を書くなら鉛筆や消しゴムも消耗品です。ギターの弦など、舞台に立つ人ならヘアワックスや化粧品も消耗品です。
◆修繕費:
仕事で使うものの修理代などです。ギターの修理代、移動に使う車やバイクの修理代などです。
◆空欄の記入項目:
ここは今までの記入項目に当てはまらなかったものを自分で名前をつけて記入するところです。
例えば、楽器演奏者なら楽譜代などもかかります。それを『楽譜費』や『新聞図書費』などとして額を記入します。
項目名は税務署の方が見てわかるもので大丈夫です。
よく『車両費』などとありますが、決まり事ではありませんので、人が見てわかる項目名で書きましょう。
◆雑費:
どれにも当てはまらないけど仕事でかかったお金はこちらにまとめて記入します。
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